打ち合わせ最長記録
4月20日(木)
コンサートの直前の会場との打ち合わせで、新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ を訪れました。
このブログを始めた一番最初の投稿と同じ場所に立ってみると、あの時雪景色だったこの風景が、芽吹きの時を迎えていました。
「コンサートの頃には新緑が美しいんだろうな」と思った、その新緑の季節が、もうすぐそこまで来ているのです。月日の経つのは何とはやいこと。
本日の打ち合わせは、当日のスケジュールや使用備品の確認、安全上の注意事項など。途中で当日の技術担当のスタッフの方が加わり、会場の配置や、楽器の出し入れ、人の動き、照明、打ち合わせは細部に及びます。
結局なんだかんだと3時間!、目一杯打ち合わせをさせていただきました。
これで段取りは心配ありません!。
いいコンサートができそうです。
普通に3時間話し続けたら、たぶんかなり疲れると思うのですが、頭をフル回転させて真剣に3時間打ち合わせさせていただいたのに、ちっとも疲れた感じがしないのは、やはり現場のプロの方達とコンサートの相談をさせていただくのが、とっても好きなんだなあ、と、我ながら思います。「打てば響く」感じのりゅーとぴあのスタッフの皆さん、素敵です。当日も、よろしくお願いいたします!。
ロビーに私たちの「みんなの音楽入門2」のフライヤーも置かれています。
練習も大詰めです
4月16日(日曜日)
快晴。桜満開。
巷はお花見の真っ盛りですが、いよいよ練習も大詰めを迎え、熱の入った練習が行われました。
この日は、チェロの大石航さん、リュートの白澤亨さん、リコーダーの中村忠雄さんも練習に参加してくださいました。
そんなにいろいろな楽器が出るの?と思われる方もいらっしゃるでしょうか。
いろいろな楽器が登場するのも「みんなの音楽入門」コンサートの特徴です。
どうぞお楽しみに。
今回のコンサートは「ヴィヴァルディー」がテーマなので、私たちが見慣れたオーケストラの楽器の中には無い、もっと古い時代の楽器も登場します。古楽器と呼ばれている楽器、リュート、リコーダ、チェンバロなどです。
合奏メンバーからも、はじめの頃「リュート」って何ですか?とよく聞かれました。
百聞は一見にしかず、更にそれより良いのは「一緒に演奏すること」です。
今回共演させていただくことによって、今までリュートを知らなかった合奏メンバーも、これからは、誰かに「リュート」って何?と聞かれたら、自分の体験を交えて答えられることでしょう。
皆さん少し余裕が出てきたでしょうか?。
練習の合間にいい笑顔が出るようになりました。
さあ、この調子で盛り上げていきましょう!。
ホールと桜と月
「みんなの音楽入門2〜こころおどる!Viva Vivaldi !」公演を行う会場の、
「新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ」の周辺は桜の名所です。
今年も桜が咲き始めました。
ホールと桜と月のコラボを、
お楽しみください。
様々にアンサンブルの楽しさ
4月9日(日曜日)
雨のち曇り。やすらぎ堤の桜、開花。
今日は小編成の曲の練習を行いました。
しみじみとした優しい音楽が、雨の後の静かな午後に流れて、
心が洗われるとは、こんな感じでしょうか。
もちろん練習は、綿密に、きっちり。
楽しくて素敵であればあるほど、更に、もっと、良くしたい!と思う欲深さは、音楽をする人には特に大切な資質ではないでしょうか。
そして、お互いの「もっと!」に応えていけるメンバーの方達です。
みるみる音楽がかわります。
大編成の迫力も楽しいけれど、
小編成ならではの喜びもある。
音楽の奥深さを感じました。
もうすぐです
4月に入り、あちこちで「ラ・フォル・ジュルネ新潟 2017」のポスターや、宣伝の記事を目にするようになりました。
JR越後線の中吊り広告にも発見!。
今年の「LA DANSE」のビジュアルは、華やかでよく目立ちます。
いよいよだなあ!と、音楽のお祭りの気分が盛り上がりますね。
本公演は4月28、29、30日の三日間ですが、私たちのコンサートのような「関連イベント」はそれに前後する期間にも行われます。
そして、私たちの「みんなの音楽入門2」は、中でも一番最後の日、5月7日に開催されます。
時間もやや遅めの夕方5:30開演。
音楽の祭典のしんがりを務めるコンサートです。
コンサートが終わって、初夏の夕暮れの中帰路につかれるお客様に、「楽しかったなあ」と、ちょっとクスッと笑っていただけるようなコンサートにしたいと思ってます。
よろしくお願いいたします。
ひとりひとりの努力
4月2日(日曜日)
晴天。窓から差し込む午後の日差しの強さに、春の到来を感じます。
本番まであと一ヶ月ちょっとになり、
合奏の練習も佳境に入っています。
そして、佳境に入ると共に、一気に仕上げの段階が近づいています。
今日は、プログラムの中で指揮と歌、オーケストラの形で演奏する曲は全て一通りの練習をして、出来上がり具合を確認することができました。
数ヶ月前にはあんなに大変で、「どうしよう?」と思った曲が、まだ最高の出来とまではいかないものの、まとまった形を見せてきました。
今日の練習では「うん、これなら大丈夫そうかな」という手応えを感じられた方も多かったのではないでしょうか。
アンサンブルも、何もしないで自然に良くなるということはありません。感じられた「全体の改善」は、一人一人の小さい努力と、経験の積み重ねの賜物です。
みなさん、頑張っています。
素晴らしい!。
そして、まだまだ良くなる予感がします。
本当にアンサンブルが楽しくなり、醍醐味を感じられるのは、
たぶんこれからです。
努力の先にあるワクワクが、奇跡を生み出すこともあります。
なんと楽しみなことでしょう!。
あと一ヶ月、それで終わってしまうのがちょっと寂しいような気持ちがし始めた、春の午後でした。